タチウオの電気ウキ釣りは、夜の海に浮かぶ電気ウキを眺めながらアタリを待つ非常に魅力的な釣りです。しかしその一方で、夜釣りには昼間以上に多くの危険が潜んでいます。
最初に結論を言いますと、タチウオの夜釣りで最も重要なのは「危険な場所へ近づかないこと」と「周囲のキャストに注意すること」だと私は考えています。
特に、タチウオの夜釣りでは以下の4つに注意が必要です。
- 落水事故
- 足場での転倒
- 釣り針による事故
- タチウオの鋭い歯によるケガ
私自身、60代になって若い頃より反射神経や体力の衰えを感じるようになり、「危険な場所へ近づかない」という意識を以前より強く持つようになりました。
そのため現在は、柵が整備され比較的安全性の高い海辺つり公園やうみかぜ公園を中心に、横須賀でタチウオの電気ウキ釣りを楽しんでいます。
この記事では、私が長年横須賀の堤防へ夜釣りに通う中で実践している具体的な危険対策と、これだけは揃えておきたい必須の安全装備を分かりやすく解説します。初心者の方はもちろん、ベテランの方もぜひ一度足元を見直すチェックリストとして参考にしてください。
夜釣りで最も重要なのは「危険な場所へ行かないこと」
タチウオ釣りではライフジャケット着用が重要と言われていますが、それ以前に、
👉 「危険な場所へ近づかない」
ことが最も重要だと私は考えています。
夜の海は昼間と違い、
- 足元が見えにくい
- 波の高さが分かりにくい
- 疲労で注意力が落ちる
など、事故につながる要素が増えます。
特に、
- テトラ帯
- 柵のない堤防
- 高い防波堤
などは、夜になると危険度が一気に上がります。
そのため私は、横須賀にある海辺つり公園やうみかぜ公園のように柵が整備され、安全性の高い釣り場を選ぶようにしています。
もちろん、こうした比較的安全な場所でもライフジャケットの着用は大切です。
👉合わせて読みたい:うみかぜ公園vs海辺つり公園|電車釣行者の視点で徹底比較
タチウオ夜釣りではヘッドライトが必須
夜釣りではヘッドライトが欠かせません。
海辺つり公園は照明設備が完備され比較的明るい釣り場ですが、それでも柵付近や階段周辺は暗い場所があります。
特に危険なのが、
- 階段
- 段差
- 濡れた床
です。
暗い中で足を踏み外すと、大きなケガにつながる可能性があります。
また、夜釣りは長時間になることが多く、帰宅時には疲労で集中力も落ちています。実際、釣りが終わった後の移動中や片付け中ほど危険だと感じることもあります。
そのため私は、必ずヘッドライトを携帯し、移動時にはしっかり足元を照らすようにしています。
私が実際に使用しているヘッドライトについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
👉 タチウオ夜釣りのヘッドライト選び|充電式一体型Ledlenser MH5に行き着いた理由
タチウオの鋭い歯によるケガに注意
タチウオは名前の通り、鋭い歯を持つ魚です。
釣り上げた直後は特に暴れるため、素手で掴むのは非常に危険です。
そのため私は、
- フィッシュグリップ
- 針外し
- 鉗子(かんし)
などを使用して、安全に針を外すようにしています。
無理に素手で触ると、簡単に指や手を切る危険があります。
夜釣りで最も危険なのは釣り針事故
私自身、夜釣りで最も危険だと感じているのは、実は「釣り針事故」です。
横須賀の海辺つり公園やうみかぜ公園は人気釣り場のため、土日はかなり混雑します。
そのため、
- 仕掛けを垂らしたまま移動する人
- 後方確認せずに振りかぶる人
- 狭い間隔でキャストする人
を見かけることがあります。
このような状況で後ろを横切ると、釣り針が顔や服に引っかかる危険があります。
そのため私は、人が投げる瞬間は無理に後ろを通らず、一度立ち止まってキャストが終わるまで待つようにしています。
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子どもの頃に衝撃を受けた『釣りキチ三平』のシーン
私が小学生の頃に読んでいた漫画『釣りキチ三平』でも、釣り針事故の怖さを強く印象づけられました。
作中では、鮎川魚紳(あゆかわぎょしん)が少年時代、父親が振った竿の釣り針が顔に当たる事故に遭います。
この事故によって魚紳は右目を失明し、右頬にも大きな傷跡が残りました。
子どもながらに、
「人が釣り竿を振る瞬間は本当に危険なんだ」
と強く感じたことを今でも鮮明に覚えています。
※『釣りキチ三平』KCコミックス11巻 第7章 磯の王者 後編」54ページ
矢口高雄/講談社 より引用
特にヘッドライトとフィッシュグリップは、夜のタチウオ釣りでは必須級の装備だと感じています。
釣果も大切ですが、安全装備をしっかり整え、無理をしない釣行を心がけることが、長くタチウオ釣りを楽しむ最大のポイントだと思います。


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